売り場に行く前に

まず、ファンデーションを買う時に一番先に思い浮かぶのは、色が合うかどうかではないでしょうか?
微妙な色の差が、メイクの仕上がりに影響を与えてしまいますが、よほど美しさに固執しない限り、ピッタリの色を選ぶ必要はありません。
というのも、「ピッタリ」の色なんて無いのです。

自分の肌色に近い色を選べば問題ないわけですが、逆にもっと肌色を白くしたい、いやいや、顔が引き締まったように見せたいので暗めの色をと、お客様の要望は計り知れません。

私たち販売員は、まずお客様がどのようなイメージになりたいのかを聞きます。
実は、なんとなくファンデーションを塗らないといけないとか、社会人としてのマナーだからという義務感でファンデーションを買いにくるお客様の多いこと多いこと。

化粧に特に興味は無いけれど、ファンデーションの色にはこだわっているお客様。
それもそのはず、ご自身が化粧に興味が無いので、ファンデーションの色が合っているのかどうか判断がつかないために、美容部員や販売員に色選びを任せるのですが、販売員が「この色はいかがですか?」と聞いても、最終選択が出来ないのです。

なので、今使っているファンデーションが無くなりそうで、新しく買う予定があれば、一度鏡の中の自分の顔と真剣に向き合って、今はどうなのか? 肌の悩みはあるのか? 
そういった現状を伝えて頂くだけでも、コミュニケーションがとりやすくなります。

特に今使っているファンデーションで問題ないのであれば、捨てる前に使用中のファンデーションを持って来て頂ければ、同じものや近いものをご提案できます。

一番困るのは「何色が似合いますか?」という質問。
お客様のなりたいイメージによって、似合う色も変わってきますから、漠然とした質問は難しいですね。
最も、私は「どのようなイメージになりたいですか? 女優さんに例えるなら?」と聞きます。
イメージが固まっていない人は、「もう一度よく考えて」という感じで、むやみに化粧品を売りません。


自分の顔ですからね…

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